在中国日本大使館の最近のブログ記事

中国当局の消防検収に引っかかり、なかなか引っ越せないでいた北京の中国日本大使館領事部ですが、ようやく亮馬橋路の方(二十一世紀飯店の北側)に引っ越しました。

中国日本大使館領事部の連絡先・引越し先は次の通りです。

郵便番号&住所:
〒100600 北京市朝陽区亮馬橋東街1号

電話番号:
010-6532-5964 (邦人保護)
010-6532-6539 / 6964 (旅券・証明・戸籍・国籍・在外選挙)
010-6532-6402 (孤児・厚生)
010-6532-2007 (査証(自動応答))

ファックス番号:
010-6532-9329 (査証)
010-6532-9284 (査証以外)

Eメール:
ryoji@pk.mofa.go.jp (氏名、電話番号を記入する必要あり)
            
旅券(パスポート)、証明受付時間:
月~金 9:00~12:00、13:00~17:00

査証(ビザ)受付時間:
月~金 9:00~11:30 (当館が認めた機関による代理申請)

国慶節(建国記念日)期間中の休館と開館のお知らせが在中国日本国大使館から来ました。

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国慶節(建国記念日)期間中の休館と開館のお知らせ



1.中国は、10月1日(土)から10月7日(金)まで、国慶節(建国記念日)のため7連休となっており、このため、10月8日(土)及び10月9日(日)が振り替えの出勤日となっています。



2.これに伴い、当館領事部は10月1日(土)から10月8日(土)まで休館し、10月9日(日)は日曜日ですが開館いたします。

 (8日(土)は中国の規定では振り替え出勤日となっていますが、当館領事部は休館ですので、お間違えのないようご注意願います。)



3.上記休館中は、パスポートや「帰国のための渡航書」の申請・交付、各種証明等の手続きや、日本行きの査証(ビザ)の申請・発給ができません。 また、パスポートの紛失・盗難によるパスポートの再発給や「帰国のための渡航書」の発給を受けても、それらの渡航文書による中国出国には、最寄りの派出所や公安局担当部門での諸手続が必要であり、中国側関係政府機関もこの期間は閉庁するため、通常以上の日数を要しますので、パスポートの紛失や盗難には特にご注意ください。



4.万一、事件や事故に遭ってしまった場合や、やむを得ない緊急事態が発生した場合には、当館領事部は24時間体制で対応いたしますので、大使館緊急連絡電話(010-6410-6970、6971)までご連絡下さい。



(ご参考)

 旅券(パスポ-ト)をなくしたら?

  http://www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/passflow_j.htm



 在中国日本国大使館領事情報 

  http://www.cn.emb-japan.go.jp/index_j.htm

(生活・安全情報、パスポート、ビザ申請等の諸手続きについて掲載しています)

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以上、在中国日本国大使館のメールからの抜粋でした。

中秋節期間中の休館のお知らせが在中国日本国大使館から来ました。

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休館(中秋節)のお知らせ



1.中国は、9月10日(土)から9月12日(月)まで、中秋節の休日となります。このため、当館領事部もこの3日間は休館いたします。



2.上記休館中は、パスポートや「帰国のための渡航書」の申請・交付、各種証明等の手続きや、日本行きの査証(ビザ)の申請・発給ができません。

 また、パスポートの紛失・盗難によるパスポートの再発給や「帰国のための渡航書」の発給を受けても、それらの渡航文書による中国出国には、最寄りの派出所や公安局担当部門での諸手続が必要であり、中国側関係政府機関もこの期間は閉庁するため、通常以上の日数を要しますので、パスポートの紛失や盗難には特にご注意ください。



3.万一、事件や事故に遭ってしまった場合や、やむを得ない緊急事態が発生した場合には、当館領事部は24時間体制で対応いたしますので、大使館緊急連絡電話(010-6410-6970、6971)までご連絡下さい。



(ご参考)

 旅券(パスポ-ト)をなくしたら?

  http://www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/passflow_j.htm



 在中国日本国大使館領事情報 

http://www.cn.emb-japan.go.jp/index_j.htm

(生活・安全情報、パスポート、ビザ申請等の諸手続きについて掲載しています)

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以上、在中国日本国大使館のメールからの抜粋でした。

中華人民共和国(中国)安全対策基礎データの更新に関するお知らせが在中国日本国大使館から来ました。

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~ 中華人民共和国(中国)安全対策基礎データ ~

http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=009

(2011.06.30)

 主な見出しは以下のとおりです。

●犯罪発生状況、防犯対策

1.基本的な注意事項

2.日本人が巻き込まれやすいトラブル等

(1)空港に到着

(2)ホテルに到着

(3)散策(街歩き)

(4)国内を巡る

(5)帰国を前に

3.トラブルに巻き込まれないための心構えと準備

(1)貴重品の分散所持

(2)リュックサック、バッグの携帯方法

(3)手荷物等の置き場所

(4)滞在先(ホテル)での注意事項

(5)車上狙い対策

(6)見知らぬ人物に注意

4.もしもトラブルに巻き込まれてしまったら

5.犯罪・事故発生状況

●査証、出入国審査等

1.査証(ビザ)・滞在許可

(1)滞在予定が15日以内なら査証(ビザ)は不要

(2)滞在予定が15日を超える場合は事前にビザ取得を

(3)入国後の滞在許可期間の延長は難しい

(4)特定の目的で長期滞在を予定される方へ

2.オーバーステイは厳禁

3.居留許可

4.日本人と中国人との間の子どもの滞在ステータスについて

5.出国制限

6.外貨、人民元の持出し・持込み

7.禁制品の持込み・持出し

8.ペットの持込み

●滞在時の留意事項

1.パスポートに関する注意

(1)常時携帯

(2)盗難注意、売却厳禁

2.臨時宿泊登記

3.旅行制限等(開放地区・未開放地区)

4.写真撮影の制限

5.麻薬等違法薬物犯罪

6.不法就労

7.売買春等

8.銃器犯罪

9.外国人が注意すべき活動

(1)政治活動

(2)機密漏洩行為

(3)宗教活動

10.交通事情

●風俗、習慣、健康等

1.風俗、習慣

2.少数民族

3.健康等

4.辺境旅行

5.海外旅行保険

●緊急時の連絡先

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以上、在中国日本国大使館のメールからの抜粋でした。

動物検疫に関する注意

動物検疫に関する注意についてのお知らせが在中国日本国大使館から来ました。

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海外(中国及び中国国外)へ渡航する皆さまへ(動物検疫に関する注意)



仕事や旅行などで海外へ渡航されることがあると思いますが、海外では、多くの国で家畜の悪性伝染病である口蹄疫や鳥インフルエンザが発生・流行している場合があります。特に、口蹄疫については、現在、韓国、中国、東南アジアなどの国々で発生しており、注意が必要です。これらの病原体を日本国内へ持ち込まないよう、注意すべき対策について、以下のとおりお知らせします。



1 病原体を日本へ持ち込まないために、海外では、家畜を飼養している農場などへの立ち入りは極力避けるようにしてください。やむを得ず海外で農場などへ立ち寄ったり、家畜に接触した方や、ゴルフシューズなど土等の付着した物をお持ちの方は、病原体が身体や持ち物に付着しているおそれがありますので、帰国時に動物検疫所のカウンターにお立ち寄りください。



2 帰国時には、空海港において、すべての方を対象に靴底の消毒を実施していますので、消毒マットの上を歩いていただくようご協力をお願いします。



3 また、海外から肉、ハム、ソーセージ、ベーコンなどの肉製品を日本へ持ち込むことはできませんのであらかじめご留意ください。



○参考情報:

 動物検疫所: http://www.maff.go.jp/aqs/index.html

 「海外へ旅行される方へのお願い」: http://www.maff.go.jp/aqs/topix/mizugiwa.html

 「畜産物の輸出入」: http://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/product/index.html



(問い合わせ先)

○外務省領事局政策課(医療情報)

 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850

○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)

 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902

○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/

            (携帯版)http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp

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以上、在中国日本国大使館のメールからの抜粋でした。

中国に対する渡航情報(危険情報)のお知らせが在中国日本国大使館から来ました。

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中国に対する渡航情報(危険情報)の発出(一部地域引き下げ)

(2011.05.13)

外務省より発出している中国新疆ウイグル自治区に対する渡航情報(危険情報)を2011年5月12日付けで一段階引き下げましたのでお知らせします。

●新疆ウイグル自治区

   :「十分注意してください。」(引き下げ)

●チベット自治区

   :「十分注意してください。」(継続)

▼外務省 海外安全ホームページ 危険情報とは?

http://www.anzen.mofa.go.jp/masters/risk.html

▼外務省 海外安全ホームページ 海外安全ホームページを使いこなそう!

http://www.anzen.mofa.go.jp/masters/menu.html



▼外務省中国に対する渡航情報(危険情報)の発出(一部地域引き下げ) 2011年05月12日

http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo.asp?infocode=2011T099

1.概況

(1)新疆ウイグル自治区では、2009年に区都ウルムチ等で発生した暴動により多くの死傷者を出しましたが、その後治安状況は安定し、現在は平穏な情勢が保たれており、前述の暴動に伴い広範囲で使用できなくなっていた各種通信手段(通信機器類)も支障なく使用できるようになっています。ただし、同自治区は独立運動組織の活動地域でもあり、国内情勢の推移によっては不測の事態が発生する可能性も排除できないことから、今後も一定の注意が必要です。また、アフガニスタンとの国境付近は、アフガニスタンの国内情勢により、治安が不安定となる場所が生じる可能性があるため注意が必要です。

(2)チベット自治区では、2008年の暴動から3年が過ぎましたが、その後特に目立った動きはなく、現在、同自治区内は平穏な状態が保たれています。ただし、2011年はいわゆる「チベット解放」60周年に当たる等、時期によっては厳重な警戒態勢が敷かれる可能性があります。なお、当局の判断により一時的に外国人旅行客に対する「入藏証(チベット自治区入境証)」の発給が停止され、入境が制限される可能性があるため注意が必要です。

(3)新疆ウイグル自治区やチベット自治区、雲南省の一部などには、交通や通信が不便な地域もあることから、旅行に際しては十分な留意と準備が不可欠です。またこれら地域には標高が高い場所もあるため、特に健康面での注意が必要です。

2.地域情勢

(1)新疆ウイグル自治区

  :「十分注意してください。」

(イ)新疆ウイグル自治区では、2009年7月、同自治区の区都ウルムチ市等各地で暴動が発生し、暴徒による車両の焼き討ちや武装警察隊との衝突があり、多数の死傷者を出しました。しかし、当局の対処等により、その後、これらの地域の治安状況は安定し、この暴動から2年が過ぎた2011年現在、自治区内は平穏な情勢が保たれています。ウルムチやカシュガル等都市部では、現在も警察当局による徒歩や車両による巡邏が行われていますが、この数も段階的に削減されてきており、現在では緊張した雰囲気もなく、イスラム教寺院や人の多く集まる広場、バザール等も大勢の人々で賑わっています。また、暴動発生に伴って使用できなくなっていた各種通信手段(通信機器類)も、現在では支障なく使用できるようになっています。ただし、同自治区では、東トルキスタン・イスラム運動等により時々過激な行為が行われてきており、国内情勢の推移によっては、今後も不測の事態が発生する可能性は排除できないことから、引き続き情勢に注意を払う必要があります。

(ロ)また、同自治区のうち、アフガニスタンとの国境付近は、アフガニスタンの国内情勢により、治安が不安定となる場所が生じる可能性があるため注意が必要です。(アフガニスタンについては、別途「危険情報」が発出されています。)

 以上の状況から、同自治区の危険情報を「渡航の是非を検討してください。」から「十分注意してください。」に引き下げますが、上述のとおり、同地域の不安定要因は完全には消えたわけではなく、不測の事態発生の可能性は依然として排除できませんので、同自治区に渡航・滞在を予定されている方は、上記情勢に加え、同自治区が在中国日本国大使館のある北京から遠距離にあることから、事件・事故等、不測の事態が発生した場合、邦人保護を目的とした同大使館員の現地入りには時間がかかる点にも留意しつつ、現地情勢に関する情報入手に努めるとともに、渡航・滞在の適否を判断し、また旅行日程等を慎重に検討して、現地では不測の事態に巻き込まれないよう十分注意を払ってください。

(2)チベット自治区

  :「十分注意してください。」

(イ)チベット自治区では、2008年に僧侶等によるデモが相次ぎ、デモ参加者の一部が暴徒化するなどして多数の死傷者を出しましたが、この暴動から3年が過ぎた2011年現在、同自治区内に特段危険な状況は認められず、平穏な情勢が保たれています。

(ロ)ただし、2011年は「チベット解放」60周年に当たる等、時期によっては治安当局により厳重な警戒態勢が敷かれる可能性がありますので、十分な注意が必要です。なお、チベット自治区を旅行する場合は、旅行社等を通じ、あらかじめ「入藏証(チベット自治区入境証)」を取得することでチベット自治区政府の許可を得ておく必要がありますが、今後、当局の判断により一時的に同入境証の発給が停止され、入境が制限される可能性もありますので注意してください。

(ハ)また、チベット自治区は全般的に標高が高く(区都ラサの標高は3,650m、シガツェは3,850m、チベット鉄道全線の平均海抜は約4,500m(最高地点は5,072m)等)、高山病にかかりやすいため、旅行の適否、行程の検討及び事前準備等は入念に行ってください。(高山病による旅行者の死亡・発病事例は毎年発生しています。)

 つきましては、同自治区に渡航・滞在を予定されている方は、上記情勢に加え、同自治区が在中国日本国大使館のある北京から遠距離にあることから、事件・事故等、不測の事態が発生した場合、邦人保護を目的とした同大使館員の現地入りには時間がかかる点にも留意しつつ、現地情勢に関する最新の情報を入手した上で渡航・滞在の適否あるいは旅行日程等を検討し、また入念な準備を行って、現地では不測の事態に巻き込まれないよう慎重に行動してください。

3.渡航・滞在に当たっての注意事項

(1)社会体制、文化、習慣等が異なることを常に念頭に置いて人々に接することが肝要です。一部の人々の心には未だ戦争の傷跡が残されており、日本人の言動に過敏に反応する面もあるので、滞在中は節度ある態度や行動が望まれます。

(2)国内情勢の推移によっては、各地でデモ等不測の事態(混乱)が生じる可能性も排除できませんので、滞在中は下記の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。なお、在中国日本国大使館・総領事館、現地関係機関、報道等から最新情報を入手するよう努めてください。

 ○外出する際は、行き先の安全を確かめるとともに、行き先では周囲への警戒を怠らない。

 ○衝突、暴動等に巻き込まれないよう、集会、抗議活動(デモ)等が行われている場所、またその可能性のある場所には近づかない。

 ○パスポート等身分証明書を携帯し、不審尋問を受けたときに備える。

 ○家族や知人に行き先、居場所、連絡先を知らせておくとともに、定期的に日本の親族等と連絡を取る。

 ○身辺に危険を感じた場合には、速やかに安全な場所に避難する。

 ○万一、トラブルに巻き込まれた場合には、速やかに最寄りの日本国大使館・総領事館に支援を求める。

(3)特に都市部等において何らかの犯罪被害等に巻き込まれる例が増えています。旅行の際は、以下の点にも留意しつつ常に慎重な行動を心がける必要があります。

 ○繁華街の路地裏等、犯罪が発生しやすいと考えられる危険地帯へは立ち入らない。

 ○夜間の路上の一人歩きは避ける。

 ○流しのタクシーは利用しない。

 ○周囲の雰囲気に溶け込めるような服装を選択する。

 ○人目を引く振る舞い(人前で大金を見せるような行為、人前で誰かを罵倒するといった行為等)は厳に慎む。

 ○不要な大金を持ち歩かない。

 ○言葉巧みに話しかけてくる人物がいても、これに応じない。

(4)毎年、国内各地で大雨等による洪水や土砂崩れの被害が発生し、多くの被災者が出ています。渡航を予定する際には、常に気象関係の情報を入手するようにしてください。

(5)中国には多くの少数民族が居住しています。最近、地方への旅行者が増えていますが、特に少数民族居住地域を訪ねる際は、それぞれの民族の習慣・風俗に対する十分な理解と配慮が必要です。

(6)中国国内には、一部、外国人の立ち入りが制限される未開放区域があります。同区域に入ろうとする場合は、査証取得の段階で立ち入りを申請するか、入国後であれば最寄りの公安局に申請して旅行証明書の発給を受け、該当区域の範囲や宿泊施設の有無等について十分説明を受けた上で入域するようにしてください。また、未開放区域に指定された場所以外の場所であっても、当然のことながら軍事施設等は立入りが厳しく制限されますので留意してください。

(7)政府関連施設、軍事関連施設、一部の博物館・美術館、あるいはデモ等の政治的活動を撮影(写真・ビデオ撮影)することは原則として禁止されています。撮影を行おうとする際は、事前に規制の有無を確認するよう留意してください。

(8)麻薬等違法薬物の密輸、販売、運搬、製造、不法所持、譲渡を行うと、場合によっては死刑等の重刑が科されます。「違法薬物とは知らなかった。」等の言い訳は通用しません。絶対に興味を示さないようにすることはもちろん、繁華街の路地裏など犯罪の温床となるような場所には近づかない、あるいは不審なもの(タバコ、高級茶葉と称される例が多い)を購入しないことが肝要です。また、自分では気付かないうちに「運び屋」として利用される可能性もあるので、見知らぬ人物又は知り合ったばかりの人物から、「△△氏へのおみやげを持って行って欲しい。」などの依頼を受けた場合は、毅然とした態度をもってこれを断るようにしてください。なお、知らない間に手荷物に薬物等を入れられてしまうこともあるので、特に空港等においては手荷物の管理を徹底することが肝要です。

(9)最近、外国人が買春行為で公安当局から身柄を拘束される例が少なくありません。買春行為(性的サービスを伴うマッサージ等を含む。)は犯罪であり、状況によっては、拘留された後、国外退去処分及び再入国禁止措置を受けることがあります。遵法意識を強く持ち、違法行為は絶対にしないよう留意してください。

(10)中国の法令では、外国人が中国国内で宿泊する場合、都市部では24時間以内に公安当局に対し「臨時宿泊登記」を届出る必要があります。ホテル等に宿泊する場合は、チェックインの際に臨時宿泊登記表に記入すれば自動的にホテルから公安当局へ提出されますが、知人宅や会社社宅等に宿泊する場合は本人自身が最寄りの公安局に出向いて届出を行う必要があります。届出がない場合、罰金等を科されることもありますのでご注意ください。

(11)現地に3か月以上の滞在を予定する方は、旅券法(第16条)により「在留届」の提出が義務づけられます。緊急時の連絡などに必要ですので、到着後は遅滞なく、滞在される場所を管轄する日本国大使館・総領事館に在留届を提出してください。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき又は同滞在地を去る(一時的な旅行を除く)ときも、必ずその旨を届け出るようにしてください。

 なお、在留届は、在留届電子届出システム(OPRネット): http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。また、郵送、FAXによっても行うことができますので、滞在地を管轄する日本国大使館・総領事館まで送付してください。

(問い合わせ先)

○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)

 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

 電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139

○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)

 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3678

○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)

 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

 電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902

○外務省海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp

                http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

○在中国日本国大使館

 (管轄地域:北京市、天津市、陝西省、山西省、甘粛省、河南省、河北省、 湖北省、湖南省、青海省、新疆ウイグル自治区、寧夏回族自治区、チベット自治区、内蒙古自治区)

 住所(領事部):北京市東三環北路2号南銀大厦2F

 電話:(市外局番010)-6532-2361 (代表)、(市外局番010)-6410-6970(邦人保護)

    国外からは(国番号86)-10-6532-2361(代表)、(国番号86)-10-6410-6970(邦人保護)

 FAX:(市外局番010)-6410-6975

    国外からは(国番号86)-10-6410-6975

 ホームページ:http://www.cn.emb-japan.go.jp/index_j.htm

○在広州日本国総領事館

 (管轄地域:広東省、海南省、福建省、広西チワン族自治区)

 住所:広州市環市東路368号花園大厦

 電話:(市外局番020)-83343009(代表)、(市外局番020)-83343090(領事・査証)

    国外からは(国番号86)-20-83343009(代表)、(国番号86)-20-83343090(領事・査証)

 FAX:(市外局番020)-83338972(代表)、(市外局番020)-83883583(領事・査証)

    国外からは(国番号86)-20-83338972(代表)、(国番号86)-20-83883583(領事・査証)

 ホームページ:http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/

○在上海日本国総領事館

 (管轄地域:上海市、安徽省、浙江省、江蘇省、江西省)

 住所:上海市万山路8号

 電話:(市外局番021)-5257-4766

    国外からは(国番号86)-21-5257-4766

 FAX:(市外局番021)-6278-8988

    国外からは(国番号86)-21-6278-8988

 ホームページ:http://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/

○在重慶日本国総領事館

 (管轄地域:重慶市、四川省、貴州省、雲南省)

 住所:重慶市渝中区鄒容路68号 大都会商廈37階

 電話:(市外局番023)-6373-3585

    国外からは(国番号86)-23-6373-3585

 FAX:(市外局番023)-6373-3589

    国外からは(国番号86)-23-6373-3589

 ホームページ:http://www.chongqing.cn.emb-japan.go.jp/index_j.htm

○在瀋陽日本国総領事館

 (管轄地域:遼寧省(大連市を除く)、吉林省、黒龍江省)

 住所:瀋陽市和平区十四緯路50号

 電話:(市外局番024)-2322-7490

    国外からは(国番号86)-24-2322-7490

 FAX:(市外局番024)-2322-2394

    国外からは(国番号86)-24-2322-2394

 ホームページ:http://www.shenyang.cn.emb-japan.go.jp/

○在瀋陽日本国総領事館大連出張駐在官事務所

 (管轄地域:大連市)

 住所:大連市西崗区中山路147号 森茂大廈3F

 電話:(市外局番0411)-8370-4077

    国外からは(国番号86)-411-8370-4077

 FAX:(市外局番0411)-8370-4066

    国外からは(国番号86)-411-8370-4066

 ホームページ:http://www.dalian.cn.emb-japan.go.jp/jp/index.html

○在青島日本国総領事館

 (管轄地域:山東省)

 住所:青島市香港中路59号 国際金融中心45F

 電話:(市外局番0532)-8090-0001

    国外からは(国番号86)-532-8090-0001

 FAX:(市外局番0532)-8090-0024

    国外からは(国番号86)-532-8090-0024

 ホームページ:http://www.qingdao.cn.emb-japan.go.jp/jp/index.html

○在香港日本国総領事館

 (管轄地域:香港特別行政区、マカオ特別行政区)

 住所:香港中環康楽広場8号 交易広場第一座46楼及47楼

 電話:2522-1184

    国外・地域外からは(地域番号852)-2522-1184

 FAX:2868-0156

    国外・地域外からは(地域番号852)-2868-0156

 ホームページ:http://www.hk.emb-japan.go.jp/jp/index02.html

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以上、在中国日本国大使館のメールからの抜粋でした。

海外で注意すべき感染症

海外で注意すべき感染症についてのお知らせが在中国日本国大使館から来ました。

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夏休みに海外(中国及び中国国外)に渡航される皆様へ(海外で注意すべき感染症について)



夏休み期間中は,多くの方が海外へ渡航される時期ですが,海外滞在中に感染症にかかることなく,安全で快適な旅行となるよう,海外で注意すべき感染症及びその予防対策について,以下のとおりお知らせいたします。



・海外で感染症にかからないようにするためには,感染症に対する正しい知識と予防方法を身につけることが重要です。

・渡航先や渡航先での行動によって異なりますが,最も感染する可能性が高い感染症は,食べ物や水を介した消化器系の感染症です。

・また,日本での発生は少ないものの,動物や蚊・ダニなどが媒介する感染症は,海外で流行している地域が多く注意が必要です。その他、世界保健機関(WHO)が排除又は根絶を目指している麻疹(はしか),ポリオは,日本での感染者が減少傾向又は発生が認められていませんが,諸外国では未だに流行しています。

・海外渡航を予定される方は,渡航先での感染症の発生状況に関する情報を入手し,予防接種が受けられる感染症については,余裕をもって相談 しておくなど、適切な感染予防に心がけてください。



なお,日本国内の空港や港の検疫所では渡航者の方を対象として健康相談を行っています。帰国時に発熱や下痢等,具合が悪いなど,体調に不安がある場合は、検疫所係官に相談してください。

感染症には潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)が長いものもあり(数日から1週間以上),帰国後しばらく経過してから具合が悪くなることがあります。その際は早急に医療機関を受診し,渡航先,滞在期間,飲食

状況、渡航先での行動、家畜や動物との接触の有無などについて必ず伝えてください。



1.動物由来感染症

 「動物由来感染症」とは動物から人に感染する病気の総称です。日本では動物由来感染症の発生はありませんが,海外では,人に重篤な症状を起こす感染症が存在しています。むやみに野生動物や飼い主がわからない動物に触れることは避けてください。



(1)鳥インフルエンザ(H5N1)

H5N1亜型インフルエンザウイルスを病原体とする鳥インフルエンザ(H5N1)は,東南アジアを中心に家きん(ニワトリ,アヒルなど)の間で発生しています。人が感染した場合には,重篤な症状となることが多く,WHOによると,

2003年11月から2011年6月22日までに世界15か国で562人の発症者(うち死亡者329人)が報告されています。

2011年も、新たな患者がバングラディシュ,カンボジア,エジプト,インドネシアで確認されています。



○発生地域:東南アジアを中心に,中東・ヨーロッパ・アフリカの一部地域など

○感染要因:感染した家きんやその臓器,体液,糞などとの濃厚な接触  

○主な症状:1~10日(多くは2~5日)の潜伏期間ののち,発熱,呼吸器症状,下痢,多臓器不全など。

○感染予防:家きんやその臓器等との接触を避け,むやみに触らない。生きた鳥が売られている市場や養鶏場に不必要に近寄らない。手洗いやうがいの励行(特に発生国・地域では徹底してください)。

○参考情報:

  厚生労働省「鳥インフルエンザに関する情報」

  http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou02/index.html

  FORTH/厚生労働省検疫所「鳥インフルエンザ(H5N1)」

  http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name54.html

  国立感染症研究所感染症情報センター「疾患別情報:鳥インフルエンザ」

  http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html



(2)狂犬病

狂犬病は,狂犬病ウイルスによる感染症です。人は感染動物(アジアでは主として犬)に咬まれることよってその唾液からウイルスに感染し,長い潜伏期の後に発症します。発症すると有効な治療法は無く,ほぼ100%死亡します。世界における死者数は毎年5万5千人といわれています。狂犬病ワクチン接種による発症予防が可能です。感染動物に咬まれたら,直ちに狂犬病ワクチンを接種することにより発症を防げます。

我が国では,2006年にフィリピンで犬に咬まれ帰国後に発症し,死亡した事例が2例報告されています。



○2008年11月には,それまで狂犬病の発生がないとされていたインドネシアのバリ島で犬の狂犬病感染例が確認され,発病した犬に噛まれた住民が死亡しています。バリ島での狂犬病流行は継続しており,現在も死亡者が確認されています。

○2010年2月,米国ニューヨーク市セントラルパーク内でアライグマの狂犬病感染が確認されました。現在,同市保健衛生局はアライグマに狂犬病ワクチンを接種し,本病が犬,猫など他の動物に広がって人が感染するリスクを減らそうとしています。2010年3月には猫の感染事例が1例報告されています。



狂犬病流行地で犬などの動物に咬まれたら,すぐに傷口を石けんと水でよく洗い,できるだけ早く現地の医療機関を受診し,傷口の消毒や狂犬病ワクチンの接種を受けてください。また,感染の恐れがある場合には,帰国時に検疫所にご相談ください。



○発生地域:世界のほとんどの地域。特にアジア,アフリカ(発生がない地域は,英国,北欧の一部,豪州,台湾,ハワイ,グアムなど)。

○感染要因:動物(アジアでは特に犬。ネコ,アライグマ,キツネ,スカンク,コウモリ等)からの咬傷など。

○主な症状:1~3か月の潜伏期間の後,発熱,咬まれた場所の知覚異常,恐水・恐風症状等の神経症状,嚥下困難,けいれん)など。

○感染予防:犬等(猫,野生動物等,特に飼い主のわからない動物)との接触を避ける。もしも犬等に咬まれた場合は,速やかに医療機関を受診し,消毒,暴露後予防ワクチンの接種を受ける。渡航地で動物と頻繁に接触する場合には,渡航前に狂犬病ワクチン接種を受けておく。

○参考情報:

  厚生労働省「狂犬病について」

  http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/index.html



(3)エボラ出血熱

主にサハラ砂漠以南のアフリカ熱帯雨林地域で流行している,ウイルスによる発熱性出血熱を特徴とする感染症であり,現在まで,アフリカ西部のコートジボワールとアフリカの中央部で発生しています。2000年から2001年にはウガンダでの,2001年から2002年にはガボンとコンゴ民主共和国の国境地帯での流行が報告されています。これらの地域では毎年のように流行が発生しており,さらに,スーダンでも流行が発生しています。



○発生地域:アフリカ(中央部~西部)

○感染要因:ウイルスの自然宿主はコウモリとされている。感染したサルなどの血液,分泌物,排泄物,唾液などとの接触でも感染する可能性がある。また,エボラ出血熱患者に接触して感染する場合が最も多い(院内感染など)。流行地域の洞窟に入ることは感染リスクの一つ。

○主な症状:2~21日の潜伏期ののち,発熱,頭痛,下痢,筋肉痛,吐血,下血など。インフルエンザ,チフス,赤痢等と似た症状を示す。

○感染予防:流行地への旅行を避ける。野生動物との接触に注意する。洞窟への侵入は避ける。

○参考情報:

  FORTH/厚生労働省検疫所「エボラ出血熱」

  http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name48.html



(4)マールブルグ病

マールブルグ病はエボラ出血熱とともに,ウイルスによる発熱性出血熱を特徴とする感染症であり,アフリカのケニア,ジンバブエ,コンゴ民主共和国,アンゴラなどで発生しています。2008年にはオランダ,米国の旅行者が,ウガンダの洞窟に入り,帰国後にマールブルグ病を発症・死亡した事例が報告されています。流行国の特定地域では、ときに大きな流行になる場合があります。



○発生地域:サハラ以南のアフリカ

○感染経路:ウイルスの自然宿主はコウモリとされている。洞窟内ではコウモリから排泄されたウイルスが原因となり,経気道感染することがある。感染したサルなどの動物の血液,分泌物,排泄物,唾液などとの接触でも感染する可能性がある。マールブルグ病患者に接触して感染する場合が最も多い(院内感染など)。

○主な症状:3~10日の潜伏期ののち,初期には発熱,頭痛,悪寒,下痢,筋肉痛など。その後体表に斑状発疹,嘔吐,腹痛,下痢,出血傾向。

○感染予防:流行地への旅行を避ける。野生動物との接触に注意する。洞窟への侵入は避ける。

○参考情報:

  厚生労働省「マールブルグ病に関する海外渡航者への注意喚起について」

  http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou25/index.html



2.蚊やダニなど節足動物が媒介する感染症

渡航先(国・地域)や渡航先での活動によって,感染する可能性のある感染症は大きく異なりますが,世界的に蚊を媒介した感染症が多く報告されています。特に熱帯・亜熱帯地域ではマラリア,デング熱,チクングニヤ熱などに注意が必要です。



(1)マラリア

毎年世界中で約2億5000万人以上の患者が発生し,80万人以上の死亡者がいると報告されています。我が国では,海外で感染して帰国される方(輸入症例)が毎年50人以上報告されています。



○発生地域:アジア,中南米,アフリカなど熱帯・亜熱帯地域に広く分布。

○感染経路:マラリア原虫を保有した蚊に刺された際に感染する。媒介蚊であるハマダラカは森林地帯を中心に夕方から夜間に出没する傾向がある。都市部での感染リスクは,アフリカやインド大陸を除き減少している。

○主な症状:マラリア原虫の種類により7日以上の潜伏期の後,悪寒,発熱,顔面紅潮,呼吸切迫,結膜充血,嘔吐,頭痛,筋肉痛など。迅速かつ適切に対処しなければ重症化し死亡する危険がある。

○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。虫除け剤や蚊帳等を使用して,蚊に刺されないよう注意する。夜間の屋外での飲食時や外出時に,蚊に刺されないよう注意する。2週間以上流行地に滞在し野外作業等に従事する場合には,抗マラリア薬の予防内服を行う

ことが望ましい。



○参考情報:

  FORTH/厚生労働省検疫所「マラリア」

  http://www.forth.go.jp/useful/malaria.html

  国立感染症研究所感染症情報センター「疾患別情報:マラリア」

  http://idsc.nih.go.jp/disease/malaria/index.html



(2)デング熱,デング出血熱 

世界中で25億人が感染するリスクがあり,毎年約5,000万人の患者が発生していると考えられています。我が国では,海外で感染して帰国される方(輸入症例)が毎年約100人報告されています。2010年は245人の患者が報告されており,インド,フィリピン,インドネシアでの感染事例が増加しているので注意が必要です。2011年もすでにインドネシア・バリ島からの輸入症例が確認されています。



○発生地域:アジア,中南米,アフリカなど,熱帯・亜熱帯地域に広く分布。

○感染経路:ウイルスを保有したヤブカ類に刺された際に感染する。なお,媒介虫であるヤブカ類は日中に活動し,都市部では屋内での繁殖も確認されている。

○主な症状:突然の発熱,激しい頭痛,関節痛,筋肉痛,発疹。デング熱患 者の一部は重症化し,出血傾向がみられるデング出血熱となることがある。

○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。虫除け剤や蚊帳等の使用により,特に日中蚊に刺されないように注意する。また、室内の蚊の駆除を心がける。

○参考情報:

  FORTH/厚生労働省検疫所「デング熱」

  http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name33.html

  国立感染症研究所感染症情報センター「疾患別情報:デング熱」

  http://idsc.nih.go.jp/disease/dengue/index.html

  国立感染症研究所「デングウイルス感染症情報」

  http://www0.nih.go.jp/vir1/NVL/dengue.htm



(3)チクングニヤ熱

アフリカ,東南アジア,南アジアの国々で流行しており,2006年にはインドで約140万人の感染者が報告されています。我が国では,2010年に海外で感染して帰国後にチクングニヤ熱と診断された事例(輸入症例)が,インドネシアから3例確認されています。また,2011年もすでにインドネシアからの輸入症例が確認されています。



○発生地域:東南アジア(マレーシア,タイ,インドネシア,シンガポールなど),インド,パキスタン,スリランカやモルディブなどのインド洋島嶼国,マダガスカル、及びアフリカ。2007年にはイタリア,2010年にはフランスでも流行。

○感染経路:ウイルスを保有したヤブカ類に刺された際に感染する。

○主な症状:2~12日(通常4日~8日)の潜伏期ののち,突然の発熱,激しい頭痛,関節痛,筋肉痛,発疹。関節痛は急性症状消失後も数か月続くことが多い。

○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。虫除け剤や蚊帳等の使用により,蚊に刺されないように注意する。また、室内の蚊の駆除を心がける。

○参考情報

  FORTH/厚生労働省検疫所「チクングニア熱」

  http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name32.html

  国立感染症研究所感染症情報センター「チクングニア熱」

  http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k07/k07_19/k07_19.html

  国立感染症研究所 ウイルス第一部第2室「チクングニア熱」

  http://www.nih.go.jp/vir1/NVL/Aiphavirus/Chikungunyahtml.htm



(4)ウエストナイル熱・脳炎

ウエストナイルウイルスが原因の熱性感染症です。このウイルスは,鳥と蚊の間で維持されている感染症です。北米地域で毎年数千人の感染者が報告されています。米国での流行は,例年蚊の活動が活発になる7月頃から始まり,年末まで報告が続くのが特徴です。



○発生地域:アフリカ,欧州南部,中央アジア,西アジア,近年では北米地域,中南米にも拡大している。

○感染経路:ウイルスを保有した蚊(主にイエカ類)に刺された際に感染する。媒介する蚊は多種類に及ぶ。

○主な症状:2~14日(通常1日~6日)の潜伏期のち,発熱,激しい頭痛,関節痛,筋肉痛,背部痛,皮疹など。

○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。虫除け剤や蚊帳等の使用により,日没後,特に屋外で蚊に刺されないように注意する。

○参考情報:

  厚生労働省「ウエストナイル熱について」

  http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/west_nile_fever.html

  FORTH/厚生労働省検疫所「ウエストナイル熱」

  http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name29.html

  国立感染症研究所「ウエストナイルウイルス」

  http://www.nih.go.jp/vir1/NVL/WNVhomepage/WN.html



(5)クリミア・コンゴ出血熱

クリミア・コンゴ出血熱ウイルスが原因の,発熱性出血熱を特徴とする感染症です。このウイルスは,ヒツジなどの家畜とダニの間で維持されています。死亡率の高い感染症で,北半球では4月から6月に流行します。特に,最近トルコでクリミア・コンゴ出血熱の報告が増加しています。また,インドの北西部でも患者が報告されています。



○発生地域:中国西部,東南アジア,中央アジア,中東,東ヨーロッパ,アフリカ。

○感染経路:ダニに咬まれたり,感染動物(特にヒツジなどの家畜)と接触して感染する。

○主な症状:発熱,関節痛,発疹,紫斑(出血),意識障害など。

○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。また,家畜などにむやみに触れない。

○参考情報

  FORTH/厚生労働省検疫所「クリミア・コンゴ出血熱」

  http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name38.html

  国立感染症研究所感染症情報センター「疾患別情報:クリミア・コンゴ出血熱」

  http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k02_g2/k02_31/k02_31.html



3.諸外国での感染に注意すべき感染症

WHOは,麻疹については「麻疹排除計画」により,ポリオについては「ポリオ根絶計画」により,感染者の減少に取り組んでいます。日本においては,麻疹は2010に455人の患者が報告されました。また,ポリオは,30年近くにわたり野生株によるポリオ症例は発生していませんが,流行地からの輸入症例に留意する必要があります。



(1)麻疹(はしか)

世界中で年間16万4,000人以上の麻疹による死者がいると推計され,主に東アジア,南アジア,アフリカの国々から報告されています(WHOによる2008年時点の推計)。特に,2011年4月21日に公表されたWHOの情報によれば,4月18日現在,ヨーロッパの33の国で,6,500例を超える麻疹の患者が報告されています。



○発生地域:南北アメリカ大陸(2002年に排除宣言)及び大韓民国(2006年に排除宣言)を除く全世界で発生。アジア,アフリカなどの予防接種率の低い国に多い。2011年4月18日までに欧州33カ国で6,500人以上の患者が報告されたが,このうち約5,000人はフランスからの報告。

○感染経路:空気感染,飛沫感染,接触感染。

○主な症状:発熱,咳,鼻水,目の充血・目やになどが2~3日続いた後,39℃以上の高熱と全身に発疹が出る。肺炎,中耳炎,脳炎が起こる場合もある。

○感染予防:麻疹ワクチンの予防接種が有効。日本では1歳になったらすぐに1回目の麻疹風疹混合ワクチンの接種を受け,小学校入学前1年間の間に2回目のワクチンを受ける。2008~2012年度の5年間は,中学1年生と高校3年生相当年齢にあたる人を対象に,予防接種を追加実施している。2011年5月20日から,修学旅行や学校行事としての研修旅行で海外に行くなど,特段の事情がある高校2年生相当年齢にあたる人を対象に,定期の予防接種を実施している。



○参考情報:

  厚生労働省検疫所「麻しん」

  http://www.forth.go.jp/archive/tourist/kansen/33_measles.html

 同 新着情報「ヨーロッパで麻しん(はしか)が集団発生しています。」

  http://www.forth.go.jp/topics/2011/04221703.html

  国立感染症研究所感染症情報センター「疾患別情報:麻疹」

  http://idsc.nih.go.jp/disease/measles/index.html

  感染症週報:読者のコーナー(2010年 南アフリカ旅行での感染症予防)

  http://idsc.nih.go.jp/idwr/faq.html#q200501



(2)ポリオ

2010年には,世界で1,288人の患者が報告されました(WHO世界ポリオ根絶計画事務局による集計)。日本では,30年近くにわたり,野生株によるポリオ症例は発生していませんが,ポリオ流行地で感染し,帰国後に発症する事例(輸入症例)に留意する必要があります。



○発生地域:流行国は,アフガニスタン,インド,ナイジェリア,パキスタンの4か国だが,周辺国でも輸入症例の発生が報告されている。2010年には,流行国以外の16か国で,野生株によるポリオ患者の発生が報告されており,タジキスタン,コンゴ民主共和国などで大規模な流行が発生した。

○感染経路:経口感染(感染者の糞便中に排泄されたウイルスが,口から体内に入る)。

○主な症状:感染した人の90~95%は症状が出ずに経過するが,典型的な麻痺型ポリオの場合,かぜのような症状が1~10日続いて,手足に非対称性の弛緩性麻痺(だらりとした麻痺)が起こる。

○感染予防:ポリオワクチンの予防接種が有効。また,流行国では,十分に加熱されていない物の飲食は避け,食事の前には手洗いを行う。なお,WHOでは患者発生のある国に渡航する場合には,ポリオの予防接種を受けていても,出発前の追加接種を勧めている。

○参考情報:

  厚生労働省検疫所「ポリオ」

  http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name09.html

  国立感染症研究所感染症情報センター「疾患別情報:ポリオ」

  http://idsc.nih.go.jp/disease/polio/index.html



4.そのほか注意すべき感染症

渡航先や渡航先での行動内容によって,かかる可能性のある感染症はさまざまですが,特に食べ物や水を介した消化器系の感染症(A型肝炎,E型肝炎,コレラ,赤痢,腸チフスなど)は,開発途上国など公衆衛生の整備などが不十分な地域で感染することが多く,注意が必要です。生水,氷,サラダ,生鮮魚介類,生肉等の十分に加熱されていない物の飲食は避けましょう。また,生鮮魚介類や生肉等を介した寄生虫疾患にも注意が必要です。



○参考情報

  厚生労働省「別表:海外で注意しなければいけない感染症」

  http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/natsuyasumi/dl/kansenshou.pdf



5.海外の感染症に関する情報の入手

海外の感染症に関する情報は,以下のサイトより入手することが可能です。出発前に渡航先の感染症の流行状況等に関する情報を入手することをお勧めいたします。また,日本国内の空港や港の検疫所においても,リーフレット等を用意し情報提供を行っていますので,ご活用ください。



○参考情報

  厚生労働省 「夏休み中の海外では感染症に注意しましょう」

  http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/natsuyasumi/index.html

○世界各地の感染症発生状況

 FORTH/厚生労働省検疫所ホームページ

 http://www.forth.go.jp/index.html

  外務省海外安全ホームページ(感染症関連情報)

  http://www.anzen.mofa.go.jp/

○感染症別の詳細情報

  FORTH/厚生労働省検疫所ホームページ  感染症についての情報

  http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name.html

  国立感染症研究所 感染症情報センターホームページ > 疾患別情報

  http://idsc.nih.go.jp/disease.html

○予防接種に関する情報

  FORTH/厚生労働省検疫所ホームページ   命を守る予防接種

  http://www.forth.go.jp/useful/attention/02.html

  外務省ホームページ > 渡航関連情報 > 在外公館医務官情報

  http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/vaccine/index.html

○渡航先の医療機関等情報

  外務省ホームページ > 渡航関連情報 > 在外公館医務官情報

  http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/index.html



(問い合わせ先)

○外務省領事局政策課(医療情報)

 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850

○外務省領事サービスセンター(海外安全相談担当)

  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902

○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/

         (携帯版)  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp

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以上、在中国日本国大使館のメールからの抜粋でした。

ビンラーディン殺害に伴うテロ攻撃に関する注意喚起のお知らせが在中国日本国大使館から来ました。

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渡航情報(広域情報)ウサマ・ビン・ラーディンの殺害に伴うテロ攻撃に関する注意喚起

(11.05.03)

1.5月1日(現地時間)、オバマ米国大統領は演説で、米国の作戦により国際テロ組織アル・カーイダの指導者ウサマ・ビン・ラーディンをパキスタンで殺害、その遺体を確保した旨発表しました。

2.その一方で、米国は、最近のパキスタンにおける対テロ活動を受け、米国人・米国権益などに対する報復テロの可能性が懸念されることから、海外に渡航・滞在する全ての自国民に向け、注意を喚起する危険情報を発出しています。

3.つきましては、過去に欧米権益に対する攻撃が発生した地域、とりわけウサマ・ビン・ラーディンが殺害されたパキスタンをはじめとしてアル・カーイダ本体または関連組織が活動する地域において米国を中心に広く欧米権益がテロ攻撃を受ける可能性が懸念されるため、これらの地域への渡航を予定されている方及び滞在されている方は、現地の情勢に十分注意し、最新の治安関連情報を入手するよう努めてください。特に、テロの標的になりやすい多くの人が集まる場所(観光地、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、混雑するカフェやレストラン、ショッピング・センターやマーケット、カジノ、ディスコ、駅やバス・ターミナル等)、欧米の在外公館や政府関連施設(政府機関、軍・治安関連施設)にはできる限り近づかない、また、近づく場合であっても、短時間で効率的に用事を済ませ、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場を離れるなど安全確保に一層の注意を払ってください。また、不測の事態が発生した場合の対応策を再点検し、状況に応じて適切な安全対策が講じられるよう心掛けてください。

4.また、万一に備え、海外渡航前には家族や友人、職場の同僚等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくとともに、テロ事件等の不測の事態に遭遇した際には、現地の日本国大使館又は総領事館に速やかに連絡を取るようお願いします。

5.外務省では、「海外安全ホームページ」( http://www.anzen.mofa.go.jp/ ) において「スポット情報」、「危険情報」等を掲載し、世界各国・地域毎のテロ情勢や注意事項をお知らせしていますので、海外に渡航される方におかれては、渡航前にこれら情報を参照してください(パキスタンの一部地域、アフガニスタン全土に危険情報「退避を勧告します。渡航は延期して下さい。」が発出されています)。

なお、爆弾事件・誘拐に関しては、以下も併せて御参照ください(パンフレットは、 http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に記載)。

(1)2010年6月3日付広域情報「爆弾テロ事件に関する注意喚起」

(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」

(3)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」

(4)パンフレット「海外における誘拐対策Q&A」

(問い合わせ先)

○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)

  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3100

○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)

  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140

○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)

  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902

○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/

           http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

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以上、在中国日本国大使館のメールからの抜粋でした。

動物検疫に関する注意のお知らせが在中国日本国大使館から来ました。

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海外(中国及び中国国外)へ渡航される皆様へ(動物検疫に関する注意)

 (11.04.29)

 仕事や旅行などで海外へ渡航されることがあると思いますが、海外では、多くの国で家畜の悪性伝染病である口蹄疫や鳥インフルエンザが発生・流行している場合があります。特に、口蹄疫については、現在、韓国、中国、東南アジアなどの国々で発生しており、注意が必要です。

 これらの病原体を日本国内へ持ち込まないよう、注意すべき対策について、以下のとおりお知らせします。

1.病原体を日本へ持ち込まないために、海外では、家畜を飼養している農場などへの立ち入りは極力避けるようにしてください。やむを得ず海外で農場などへ立ち寄ったり、家畜に接触した方や、ゴルフシューズなど土等の付着した物をお持ちの方は、病原体が身体や持ち物に付着しているおそれがありますので、帰国時に動物検疫所のカウンターにお立ち寄りください。

2.帰国時には、空海港において、すべての方を対象に靴底の消毒を実施していますので、消毒マットの上を歩いていただくようご協力をお願いします。

3.また、海外から肉、ハム、ソーセージ、ベーコンなどの肉製品を日本へ持ち込むことはできませんのであらかじめご留意ください。

 ○参考情報:

  動物検疫所: http://www.maff.go.jp/aqs/index.html

  「海外へ旅行される方へのお願い」:

       http://www.maff.go.jp/aqs/topix/mizugiwa.html

  「畜産物の輸出入」:

       http://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/product/index.html

(問い合わせ先)

 ○外務省領事局政策課(医療情報)

  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850

 ○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)

  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902

 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/

              http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)

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以上、在中国日本国大使館のメールからの抜粋でした。

海外で注意すべき感染症に関するお知らせが在中国日本国大使館から来ました。

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ゴールデンウィークに海外(中国及び中国国外)へ渡航される皆様へ(海外で注意すべき感染症について)

(11.04.29)

 ゴールデンウィークの期間には,多くの方が海外へ渡航されることと思いますが,海外滞在中に感染症にかかることなく,安全で快適に旅行し,無事に帰国するために,現在,海外で注意すべき感染症及びその予防対策について,以下のとおりお知らせいたします。

 感染症にかからないようにするためには,感染症に対する正しい知識と予防方法を身につけることが重要です。渡航先や渡航先での行動内容によって異なりますが,最も感染の可能性が高いのは,食べ物や水を介した消化器系の感染症です。また, 蚊やダニ,動物などが媒介する感染症は,日本での発生は少ないものの海外で流行している地域もあり注意が必要です。また,WHOが排除又は根絶を目指している麻疹(はしか),ポリオは,日本での感染者が減少傾向又は発生が認められていないものの,諸外国では未だに流行しています。

 海外渡航を予定されている方は,渡航先での感染症の発生状況に関する情報を入手し,予防接種が受けられる感染症については,余裕をもって相談しておくなど,適切な感染予防に心がけてください。

 なお,日本の空港や港の検疫所では健康相談を行っています。帰国時に発熱や下痢等,具合が悪い場合にはお気軽に検疫所係官にご相談ください。

 感染症には潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)が長いものもあり(数日から1週間以上),帰国後しばらく経過してから具合が悪くなることがあります。その際は早急に医療機関を受診し,渡航先,滞在期間,飲食状況,渡航先での行動,家畜や動物との接触の有無などについて必ず伝えてください。

1.動物由来感染症

 「動物由来感染症」とは動物から人に感染する病気の総称です。日本では動物由来感染症の発生はありませんが,海外では,人に重篤な症状を起こす感染症が存在しています。むやみに野生動物や飼い主がわからない動物に触れることは避けてください。

(1)鳥インフルエンザ(H5N1)

 H5N1亜型インフルエンザウイルスを病原体とする鳥インフルエンザ(H5N1)は,東南アジアを中心に家きん(ニワトリ,アヒルなど)で発生しています。人は,感染した鳥の解体調理,閉鎖的な飼育小屋などの空間で飼育されている家きんとの接触など,家きんの臓器,体液,糞などと濃厚に接触することによって感染することがあります。人が感染した場合には,重篤な症状となることが多く,世界保健機関(WHO)によると,2003年11月から2011年4月11日までに世界15か国で549人の発症者(うち死亡者320人)が報告されています。

 2011年も、新たな患者がエジプト、ベトナム、インドネシア、カンボジア、香港で確認されています。

○発生地域:東南アジアを中心に,中東・ヨーロッパ・アフリカの一部地域など

○感染要因:感染した家きんや臓器,体液,糞などとの濃厚な接触

○主な症状:1~10日(多くは2~5日)の潜伏期間ののち,発熱,呼吸器症状,下痢,多臓器不全等

○感染予防:・鳥との接触を避け,むやみに触らない。

 ・生きた鳥が売られている市場や養鶏場にむやみに近寄らない。

 ・手洗いやうがいの励行(特に発生国・地域では徹底してください)。

○参考情報:

   厚生労働省「鳥インフルエンザに関する情報」

   http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou02/index.html

   FORTH/厚生労働省検疫所「鳥インフルエンザ(H5N1)」

   http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name54.html

   国立感染症研究所感染症情報センター「疾患別情報:鳥インフルエンザ」

   http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html

(2)狂犬病

 狂犬病は,狂犬病ウイルスによる感染症です。人は感染動物(アジアでは主として犬)に咬まれることよって唾液からウイルスに感染し,長い潜伏期の後に発症します。発症すると有効な治療法は無く,ほぼ100%死亡します。世界における死者数は毎年5万5千人といわれています。

狂犬病ワクチン接種による発症予防が可能です。感染動物に咬まれたら,直ちに狂犬病ワクチンを接種することにより発症を防げます。

 我が国では,2006年にフィリピンで犬に咬まれ帰国後に発症し,死亡した事例が2例報告されています。

 狂犬病流行地で犬などの動物に咬まれたら,すぐに傷口を石けんと水でよく洗い,できるだけ早く現地の医療機関を受診し,傷口の消毒や狂犬病ワクチンの接種を受けましょう。帰国時には検疫所に申し出て,指示を受けてください。

○2008年11月には,それまで狂犬病の発生がないとされていたインドネシアのバリ島で犬の狂犬病感染例が確認され,発病した犬に噛まれた住民が死亡しています。バリ島での狂犬病流行は継続しており,現在も死亡者が確認されています。

○2010年2月,米国ニューヨーク市保健衛生局の発表では,セントラルパーク内で狂犬病のアライグマが確認されました。現在,アライグマに狂犬病ワクチンを接種し,本病が犬,猫など他の動物に広がって人が感染するリスクを減らそうとしています。2010年3月には猫で本病に感染した事例が1例報告されています。

○発生地域:世界のほとんどの地域。特にアジア,アフリカ(発生がない地域は,英国,北欧の一部,豪州,台湾,ハワイ,グアムなど)。

○感染要因:動物(アジアでは特に犬。ネコ,アライグマ,キツネ,スカンク,コウモリ等)からの咬傷など。

○主な症状:1~3か月の潜伏期間の後,発熱,咬まれた場所の知覚異常,恐水・恐風症状等の神経症状を発症。○感染予防:犬等(猫,野生動物等,特に飼い主のわからない動物)との接触を避ける。もしも犬等から咬まれた場合は,速やかに医療機関を受診し,消毒,暴露後予防ワクチンの接種を受ける。

○参考情報:

   厚生労働省「狂犬病について」:

   http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/index.html

(3)エボラ出血熱

 主にサハラ砂漠以南のアフリカ熱帯雨林地域で流行している,ウイルスによる発熱性出血熱を特徴とする感染症であり,現在まで,アフリカ西部のコートジボワールとアフリカの中央部で発生しています。2000年から2001年にはウガンダで,2001年から2002年にはガボンとコンゴ共和国の国境地帯での流行が報告されています。これらの地域では毎年のように流行が発生しており,さらに,スーダンやウガンダでも発生しています。

○発生地域:アフリカ(中央部~西部)

○感染要因:ウイルスの自然宿主はコウモリとされている。感染したサルなどの血液,分泌物,排泄物,唾液などとの接触でも感染する可能性がある。また,エボラ出血熱患者に接触して感染する場合が最も多い(院内感染など)。流行地域の洞窟に入ることは感染リスクの一つ。

○主な症状:2~21日の潜伏期ののち,発熱,頭痛,下痢,筋肉痛,吐血,下血など。インフルエンザ,チフス,赤痢等と似た症状を示す。

○感染予防:流行地への旅行を避ける。野生動物との接触に注意する。洞窟への侵入は避ける。

○参考情報:

   FORTH/厚生労働省検疫所「エボラ出血熱」

   http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name48.html

(4)マールブルグ病

 マールブルグ病はエボラ出血熱とともに,ウイルスによる発熱性出血熱を特徴とする感染症であり,アフリカのケニア,ジンバブエ,コンゴ民主共和国,アンゴラなどで発生しています。2008年にはオランダ,米国の旅行者が,ウガンダの洞窟に入り,帰国後にマールブルグ病を発症・死亡した事例も報告されています。大きな流行になる場合もありますので御注意ください。

○発生地域:サハラ以南のアフリカ

○感染経路:ウイルスの自然宿主はコウモリとされている。洞窟内ではコウモリから排泄されたウイルスが原因となり,経気道感染することがある。感染したサルなどの動物の血液,分泌物,排泄物,唾液などとの接触でも感染する可能性がある。マールブルグ病患者に接触して感染する場合が最も多い(院内感染など)○主な症状:3~10日の潜伏期ののち,初期には発熱,頭痛,悪寒,下痢,筋肉痛など。その後体表に斑状発疹,嘔吐,腹痛,下痢,出血傾向。

○感染予防:流行地への旅行を避ける。野生動物との接触に注意する。

 洞窟への侵入は避ける。

○参考情報:

   厚生労働省「マールブルグ病に関する海外渡航者への注意喚起について」:

   http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou25/index.html

2.蚊やダニなど節足動物が媒介する感染症

 渡航先(国・地域)や渡航先での活動によって,感染する可能性のある感染症は大きく異なりますが,世界的に蚊を媒介した感染症が多く報告されています。特に熱帯・亜熱帯地域ではマラリア,デング熱,チクングニヤ熱などに注意が必要です。

(1)マラリア

 毎年世界中で約2億5000万人以上の患者が発生し,80万人以上の死亡者がいると報告されています。我が国では,海外で感染して帰国される方(輸入症例)が毎年50人以上報告されています。

○発生地域:アジア,中南米,アフリカなど熱帯・亜熱帯地域に広く分布

○感染経路:マラリア原虫を保有した蚊に刺された際に感染する。媒介蚊であるハマダラカは森林地帯を中心に夕方から夜間に出没する傾向がある。また,アフリカやインドでは,都市型のマラリアも報告されている。

○主な症状:マラリア原虫の種類により10日~30日の潜伏期ののち,悪寒, 発熱,顔面紅潮,呼吸切迫,結膜充血,嘔吐,頭痛,筋肉痛など。迅速かつ適切に対処しなければ重症化し死亡する危険がある。

○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。虫除けスプレーや蚊帳等の使用により,蚊に刺されないよう注意する。特に夜間の屋外での飲食時や外出時に蚊に刺されないよう注意する。2週間以上流行地に滞在し,野外作業等に従事する場合には,抗マラリア薬の予防内服を行うことが望ましい。

○参考情報:

   FORTH/厚生労働省検疫所「マラリア」

   http://www.forth.go.jp/useful/malaria.html

   国立感染症研究所感染症情報センター「疾患別情報:マラリア」

   http://idsc.nih.go.jp/disease/malaria/index.html

(2)デング熱,デング出血熱

 世界中で25億人が感染するリスクがあり,毎年約5,000万人の患者が発生していると考えられています。

 我が国では,海外で感染して帰国される方(輸入症例)が毎年約100人報告されています。2010年は243人の患者が報告されており,インドネシア,フィリピンでの感染事例が増加しているので注意が必要です。

○発生地域:アジア,中南米,アフリカなど熱帯・亜熱帯地域に広く分布。

○感染経路:ウイルスを保有したヤブカ類(ネッタイシマカ,ヒトスジシマカなど)に刺された際に感染する。媒介蚊は日中,都市部の建物内にも出没する。

○主な症状:突然の発熱,激しい頭痛,関節痛,筋肉痛,発疹。デング熱患者の一部は重症化して,出血傾向がみられるデング出血熱となることがある。

○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。

 虫除けスプレーや蚊帳等の使用により,日中蚊に刺されないように注意する。

○参考情報:

   FORTH/厚生労働省検疫所「デング熱」

   http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name33.html

   国立感染症研究所感染症情報センター「疾患別情報:デング熱」

   http://idsc.nih.go.jp/disease/dengue/index.html

   国立感染症研究所「デングウイルス感染症情報」

   http://www0.nih.go.jp/vir1/NVL/dengue.htm

(3)チクングニヤ熱

 アフリカ,東南アジア,南アジアの国々で流行しており,2006年にはインドで約140万人の感染者が報告されています。

 我が国では,2010年に海外で感染して帰国後にチクングニヤ熱と診断された事例(輸入症例)が,インドネシアから3例確認されています。また,2011年もすでにインドネシアからの輸入症例が確認されています。

○発生地域:東南アジア(マレーシア,タイ,インドネシア,シンガポールなど),インド,パキスタン,スリランカやモルディブなどのインド洋島嶼国,マダガスカル。2007年にはイタリア,2010年にはフランスでも流行。

○感染経路:ウイルスを保有したヤブカ類に刺された際に感染する。

○主な症状:2~12日(通常4日~8日)の潜伏期ののち,突然の発熱,激しい頭痛,関節痛,筋肉痛,発疹。関節痛は急性症状消失後も数か月続くことが多い。

○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。虫除けスプレーや蚊帳等の使用により,日中蚊に刺されないように注意する。

(4)ウエストナイル熱・脳炎

 ウエストナイルウイルスが原因の熱性感染症です。このウイルスは,鳥と蚊の間で維持されている感染症です。北米地域で毎年数千人の感染者が報告されています。

 米国での流行は,例年蚊の活動が活発になる7月頃から始まり,年末まで報告が続くのが特徴です。

○発生地域:アフリカ,欧州南部,中東,近年では北米地域,中南米にも拡大している。

○感染経路:ウイルスを保有した蚊(主にイエカ類)に刺された際に感染する。媒介する蚊は多種類に及ぶ。

○主な症状:2~14日(通常1日~6日)の潜伏期のち,発熱,激しい頭痛,関節痛,筋肉痛,背部痛,皮疹など。

○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。虫除けスプレーや蚊帳等の使用により,日没後,特に屋外で蚊に刺されないように注意する。

○参考情報:

   厚生労働省「ウエストナイル熱について」

   http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/west_nile_fever.html

    FORTH/厚生労働省検疫所「ウエストナイル熱」

   http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name29.html

   国立感染症研究所「ウエストナイルウイルス」

   http://www.nih.go.jp/vir1/NVL/WNVhomepage/WN.html

(5)クリミア・コンゴ出血熱

 クリミア・コンゴ出血熱ウイルスが原因の熱性出血性感染症です。このウイルスは,ヒツジなどの家畜とダニの間で維持されています。死亡率の高い感染症で,北半球では,4月から6月に流行します。特に,最近トルコでクリミア・コンゴ出血熱の報告が増加しています。

○発生地域:中国西部,東南アジア(パキスタン),中央アジア,中東,東ヨーロッパ,アフリカ。

○感染経路:ダニに咬まれたり,感染動物(特にヒツジなどの家畜)と接触して感染する。

○主な症状:発熱,関節痛,発疹,紫斑(出血),意識障害など。

○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。また,家畜などにむやみに触れない。

○参考情報

   FORTH/厚生労働省検疫所「クリミア・コンゴ出血熱」

   http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name38.html

   国立感染症研究所感染症情報センター「疾患別情報:クリミア・コンゴ出血熱」

   http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k02_g2/k02_31/k02_31.html

3.諸外国での感染に注意すべき感染症

 WHOは,麻疹については「麻疹排除計画」により,ポリオについては「ポリオ根絶計画」により,感染者の減少に取り組んでおります。

 日本においては,麻疹は2010年1月以降11月21日までに417人の患者が報告されています。また,ポリオについては,30年近くにわたり野生株によるポリオ症例は発生していませんが,今後,流行地からの輸入症例に留意する必要があります。

(1)麻疹(はしか)

 世界中で年間16万4,000人以上の麻疹による死者がいると推計され,主に東アジア,南アジアの国々から報告されています(WHOによる2008年時点の推計)。

 特に,2011年4月21日に公表されたWHOの情報によれば,4月18日現在,ヨーロッパの33の国で,6,500例を超える麻疹の患者が報告されています。

○発生地域:南北アメリカ大陸(2002年に排除宣言)及び大韓民国(2006年に排除宣言)を除く全世界で発生。特に予防接種率の低い国に多い。

○感染経路:空気感染,飛沫感染,接触感染。

○主な症状:発熱,咳,鼻水,目の充血・目やになどが2~3日続いた後,39℃以上の高熱と全身に発疹が出る。肺炎,中耳炎,脳炎が起こる場合もある。

○感染予防:麻疹ワクチンの予防接種が有効。日本では1歳になったらすぐに1回目の麻疹風疹混合ワクチンの接種を受け,小学校入学前1年間の間に2回目のワクチンを受ける。2008~2012年度の5年間は,2回目の接種を受けていない人を対象に,中学1年生と高校3年生相当年齢の人の予防接種を追加実施している。

○参考情報:

   厚生労働省検疫所「麻しん」

   http://www.forth.go.jp/archive/tourist/kansen/33_measles.html

   同 新着情報「ヨーロッパで麻しん(はしか)が集団発生しています。」

   http://www.forth.go.jp/topics/2011/04221703.html

   国立感染症研究所感染症情報センター「疾患別情報:麻疹」

   http://idsc.nih.go.jp/disease/measles/index.html

   感染症週報:読者のコーナー(2010年 南アフリカ旅行での感染症予防)

   http://idsc.nih.go.jp/idwr/faq.html#q200501

(2)ポリオ

 2009年には,世界で1,604人の患者が報告されました(WHO世界ポリオ根絶計画事務局による集計)。日本では,30年近くにわたり,野生株によるポリオ症例は発生していませんが,ポリオ流行地で感染し,帰国後に発症する事例(輸入症例)に留意する必要があります。

○発生地域:流行している国は,アフガニスタン,インド,ナイジェリア,パキスタンの4か国だが,周辺国でも,輸入症例の発生が報告されている。2010年には,タジキスタンで大規模なポリオ流行が報告され,周辺諸国にも感染が拡大した。その後,コンゴ民主共和国での大規模な1型野生株ポリオ流行が報告されている(2010年11月現在)。

○感染経路:経口感染(感染者の糞便中に排泄されたウイルスが,口から体内に入る)。

○主な症状:感染した人の90~95%は症状が出ずに経過するが,典型的な麻痺型ポリオの場合,かぜのような症状が1~10日続いて,手足に非対称性の弛緩性麻痺(だらりとした麻痺)が起こる。

○感染予防:ポリオワクチンの予防接種が有効。また,食事の前には十分な手洗いを行う。WHOでは患者発生のある国に渡航する場合には,ポリオの予防接種を受けていても,出発前に追加接種を勧めている。

○参考情報:

   厚生労働省検疫所「ポリオ」

   http://www.forth.go.jp/archive/tourist/kansen/19_polio.html

   国立感染症研究所感染症情報センター「疾患別情報:ポリオ」

   http://idsc.nih.go.jp/disease/polio/index.html

4.そのほか注意すべき感染症

 渡航先や渡航先での行動内容によって,かかる可能性のある感染症はさまざまですが,特に食べ物や水を介した消化器系の感染症(A型肝炎,E型肝炎,コレラ,赤痢,腸チフスなど)は,途上国など公衆衛生の整備などが不十分な地域で感染することが多く,注意が必要です。生水,氷,サラダ,生鮮魚介類,生肉等の十分に加熱されていない物の飲食は避けましょう。また,生鮮魚介類や生肉等を介した寄生虫疾患も注意が必要です。

 詳細は厚生労働省ホームページを参照ください。

(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou27/dl/100423-1e.pdf)

5.海外の感染症に関する情報の入手

 海外の感染症に関する情報は,以下のサイトより入手することが可能です。出発前に渡航先の感染症の流行状況等に関する情報を入手することをお勧めいたします。また,日本の空港や港の検疫所においても,リーフレット等を用意し情報提供を行っていますので,ご活用ください。

  http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou27/100423-1.html

 厚生労働省検疫所(海外渡航者のための感染症情報)ホームページ

  http://www.forth.go.jp/

 国立感染症研究所感染症情報センター(感染症別の詳細情報)

  http:// idsc.nih.go.jp/disease.html

 外務省海外安全ホームページ(感染症関連情報)

  http://www.anzen.mofa.go.jp/

外務省ホームページ(世界の医療事情)

  http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/index.html

(問い合わせ先)

 ○外務省領事局政策課(医療情報)

   電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850

 ○外務省領事サービスセンター(海外安全相談担当)

   電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902

 ○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/

               http://www.anzen.mofa.go.jp/i/(携帯版)

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以上、在中国日本国大使館のメールからの抜粋でした。