反日が反共に、反日デモの真相

少し前まで頻発していた反日デモですが、真相は完全に反日でもなかったようです。

決死の覚悟で取材していた日本人記者の話によれば、記者の安全を確保するという名目で報道を規制されていたようです。カメラのメモリーカードを没収された上に、他の場所に行くバスに乗るまで、監視されていたとか。

「宝鶏のデモでは、反日は表向きだけでした。日本を非難する横断幕やプラカードは、ごくごく少数。あとは、政府を批判するものばかりだと聞いています。 『不動産価格が高過ぎる』『多党制にしろ』『腐敗官僚を打倒せよ』などの内容が多く見られたそうです。これは完全なる政府・共産党批判です」

「紛れもなく『反共デモ』ですね。書き込まれたスローガンは、『報道の自由を求める』など、政治問題を取り上げています。なかには『台湾の馬英九(ば え い きゆう)総統を歓迎する』というものもあったが、これなどは反日とは何も関係がない。台湾の総統は国民の選挙で選ばれている。彼を賞賛するということ は、遠回しな民主化要求ということになるんです」

なるほど、後発の反日デモがすぐに鎮圧されていたのはこういう反共デモの実態が原因だったのかもですね。中国人も決して馬鹿ではありません。自国の問題をちゃんと認識しています。

「中国はウイグルを侵略して言語や文化を押しつけ、それでいてウイグル族の雇用対策は講じない。彼らの怨念は爆発寸前です。少数民族と呼ばれる民族は、中 国に55族ほどありますが、チベット族が約600万人、ウイグル族は600万~700万人いる。他にも100万人単位の民族がたくさんいますから、これら が結集して当局に牙を剥けば大変な脅威となります」

中国に侵略された等の関係で独立を狙う少数民族もあると聞いています。チベット族、ウイグル族はその筆頭に挙げられる少数民族で、これまでにも実際にデモなどで中国当局と衝突したりしています。

共産党一党独裁体制、経済状況などに対する国民の不満、少数民族の独立・反乱の兆し・・・世界第2位の経済大国となった中国の前には難問題が山積みです。数年以内に何かすごいことが起きるかも・・・?

参考記事: 「反日が反共に!」暴動大国中国の病巣

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