中国、ノーベル平和賞授与を批判

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民主化運動の活発化を嫌う中国は、ノーベル平和賞授与を批判し、その報道を規制しています。

インターネット上では劉暁波氏に関する情報が次々に削除され、携帯電話のショートメールでは「劉暁波」という文字が送れません。また、外国テレビのニュース番組では、ノーベル平和賞に関する部分だけ画面がブラックアウトして視聴できません。

今回のノール平和賞授与についてもう一度考察してみると、政治色が強いものの、ノーベル賞の受賞要件を満たしているからこそノーベル賞委員会はノーベル平和賞を劉暁波氏に授与したはずです。

実際のところ、ノーベル平和賞は受賞者の逮捕率が高い方で、ケニアのワンガリ・マータイ氏は逮捕された経験があり、ミャンマーのアウン・サン・スーチー氏は依然として軟禁状態にあります。

これは、平和でない場所で平和を訴えることの代償であり、それを知りながら勇気を出して平和を訴える者はノーベル平和賞を授与するにふさわしい存在と言えます。

従って、刑務所で服役中の劉氏がノーベル平和賞を受賞したことは、ノーベル賞委員会が公正に選考したとみることができます。

ただ、ノーベル平和賞の受賞候補は世界にただ1名というわけではなく、ノーベル平和賞の受賞要件を満たす者の中での最終選考において政治が少し入ってしまった恐れがありますね。

参考記事: 中国各紙、ノーベル平和賞授与批判を報道 ネット規制も

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